【脱マウス】40代の肩こり対策に「ロジクール M575」を導入したら世界が変わった話【ペリックス換装】

要するに、もっと早く買えばよかったのだ。

「トラックボールは操作が難しい」 「親指がつりそう」

そんなネットの噂にビビッて何年も導入を見送っていた自分が恨めしい。 結論から言う。慣れるのに必要な時間は「1日」だ。 そして、これを導入して真っ黒なボールに交換すれば、デスクの風景も、君の肩の重荷も劇的に変わる。

さらば、愛しのマラソンマウス

40代。それは体のあちこちが「悲鳴」ではなく「うめき声」を上げ始めるお年頃だ。

僕は根っからのマウス派だった。 ロジクールの名機「マラソンマウス(M705)」を5台乗り継いだ。チャタリングを起こすたびに買い替え、ひたすら愛用してきた。あの手に吸い付く感覚、永遠に持つ電池。最高だった。

だが、右肩が限界を迎えた。 手首から肩にかけて、鉛が入ったように重い。PC作業が終わると、腕を揉まずにはいられない。

「トラックボールにするしかない」

背に腹は代えられない。マウス派のプライドを捨て、僕はロジクールの定番「M575」をポチった。

噂の検証:トラックボールは本当に難しいのか?

届いたその日、早速PCに繋ぐ。 正直、最初は違和感しかなかった。「なんでカーソルを動かすのに親指だけ動かすんだ」と脳が混乱する。

だが、人間の適応力をナメてはいけない。 数時間だ。 数時間も触っていれば、狙ったアイコンの上でピタリと止まるようになる。

筆者の手はかなりデカいがぴったりと吸い付くようにフィットした。

メリットは強烈だった。

  • 腕を動かさない: 手首を固定したまま。これがこれほど楽だとは。
  • 場所を取らない: マウスパッドの上を往復する必要がない。デスクが狭くても関係ない。
  • 静か: マウスを持ち上げて「ガタッ」と置く動作が消える。

手首を動かさない。これだけで世界は平和になる。

「親指が疲れるのでは?」という懸念もあったが、杞憂だった。むしろ腕全体を振り回すカロリーに比べれば、親指一本の運動量など誤差みたいなものだ。

レビュー:M575が「定番」である理由

なぜ上位機種の「MX Ergo」ではなく「M575」なのか。 理由はシンプル。失敗しても諦めがつく価格だからだ。

いきなり1万円越えの機材を買って「合わなかった」では目も当てられない。その点、M575は価格と性能のバランスが絶妙だ。

  • 接続: BluetoothとUnifying(USBレシーバー)の両対応。接続は爆速で安定している。
  • ボタン: 進む・戻るボタン搭載。これで十分。
  • 電池: 単3電池1本で最大2年。充電の手間すらいらない。

「とりあえずこれを買っておけ」と言われるだけのことはある。完成された道具だ。

こだわり:純正ボールは即交換せよ(ペリックスの黒)

ここからが本題だ。 M575には一つだけ不満がある。 純正のグレー(あるいは青)のボールだ。

なんだか滑りが悪い。そして何より、見た目が少し「おもちゃ」っぽい。 大人の書斎に置くには、少々浮ついている。

そこで「ペリックス(Perixx)」の交換用ボールだ。

ブラックボールはお気に入り。純正はちょっと安っぽく、重い。娘のおもちゃ箱に投球されたので比較できなかった。

これがペリックスのボールに換装した姿。美しいだろう?

僕が選んだのは「光沢仕上げのブラック」。 見てくれ。この引き締まったボディ。 純正のボールを指で押し出し、ペリックスのボールをはめ込むだけ。3秒で終わるカスタムだ。

効果は2つ。

  1. 操作性: 表面の仕上げが良いのか、初動の引っ掛かりが消える。スルスルと滑り、細かい作業が格段にやりやすくなる。
  2. 見た目: オールブラックの塊になる。これが抜群にカッコいい。

デスクのインテリアとしても成立する佇まい。

数千円程度の投資で、操作性と所有欲の両方が満たされる。 M575を買うなら、このボールもセットでカゴに入れるのが絶対だ。

実は気に入って会社に置いておくようにMX Ergoも持っているが、そちらはボールの出来がなぜかM575よりも良かったのでそのままだ。

40代からの「体を守る投資」

マウス派の諸君。 悪いことは言わない。一度トラックボールを触ってみてほしい。

最初は戸惑うかもしれない。だが、1週間もすれば「なんで今まで腕を振り回していたんだ?」と不思議に思うはずだ。

M575とペリックスのボール。 このセットは、君の右肩を守るための、安すぎる保険だ。 合わなければメルカリで売ればいい。まずは試すことだ。

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この記事を書いた人

40代のITコンサルタント / マネージャー。
0と1のデジタルな世界で「効率」を追求する反面、プライベートでは「手触り」のあるアナログな道具を愛する。
愛機はFUJIFILM X-E4とLAMY Safari。
都内近郊の「窓のない書斎」にて、仕事道具への投資対効果と、大人の生活の質(QOL)について思考する日々を記録中。

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